引きこもり冬キャンプを堪能してみた!(青川峡キャンピングパーク:2015/12/26_27)

ひぃくん

2015年12月29日 15:00

2015年最後のキャンプは、念願の引きこもりキャンプ。
ついに冬キャンプデビューです。



もうずっとピルツ23にこもりっぱなしw
焚火もしないで、相棒の武井くんとヌクヌクとテント生活を堪能してきましたよ!
場所は、三重県の青川峡キャンピングパーク。
夏に行った時は予約を取るのも大変だったのですが、さすがにこの時期は前日でも空いてます。

直前まで粕川と青川峡とどちらにするか悩んでいたのですが、今回は出発時間も遅めで帰宅時間も早めでしかスケジュールが確保できなかったので、少しでもキャンプ場にいる時間を長くとれるように、自宅から近い30分圏内の青川峡に決定。

前日に電話予約でオープンサイトを確保しました。

こんな直前に予約できるなんて・・・素敵すぎます。今が本当のキャンプシーズンな気がしてきましたw

ただ残念なのは、今回チビ1号が直前まで一緒に行くっていっていたのに来れなくなってしまったこと。
久しぶりの完全お一人様ソロキャンプです。




前日。深夜帰宅だったのでキャンプの準備は特に出来なかったんですけど、一応このあたりの充電をしておきました。



Canon x7の電池2つ、充電式USBファン、USBモバイルバッテリー4つ、WiMAX、iPad mini。

モバイルバッテリー4つは持ち込みすぎかなw
これはiPhone、iPad miniはもちろんですが、USBファンの駆動にも使うため念には念を入れて多めに準備。

で、この充電式のUSBファン。数日前にポチって初投入。
たしかシルキーとかそんな名前だったと思いますが、これがなかなか秀逸!
充電しておけば電池の心配とかいらないし、いざとなれば普段持ち歩いているモバイルバッテリーでも駆動可能。






で、当日。
13時半ごろには到着。
管理棟には、ネットでも店頭でもずっと在庫切れで半年以上入荷待ちして、先日ようやく購入できたテレスコが大量に。



欲しい時には見つからなくて、手に入れたら入れたでこんなに簡単に見つかるなんて・・・。
ちょっと複雑w


あと、受付の横にこんな気になるチラシがありました。



狩猟・・・ちょっと興味ありますw
自宅でも早朝に藤原岳の方向から銃声が聞こえてきたりします。
いつか、挑戦してみたいなぁ。
こういった見学や体験をさせてもらえる機会って貴重。

今回は日程的に難しそうだけど、タイミングあえばぜひ参加してみたいな。



で、お一人様キャンプなので荷物も少なめであっという間に設営完了。



この間の桃太郎公園で味をしめた、ピルツのフレアレス全土間仕様です。
設営も撤収も本当にお手軽w





荷物すくなーいw
完全にオーバースペックなサイズです・・・。
かなりスカスカ。
がっつり地面がむき出しです。地面が見えているのっていいですよね。
テントに引き篭もる時、フロアがあるとまったく地面に触れないんだとなぁ・・・それはそれで寂しいなぁ・・・とか思う自分もいたので、地面が見えていることがなんだか嬉しい!




持っているものの雰囲気をなるべく統一しようって考えて、地味にコツコツ揃えてきた結果、ほんのりウッディな感じになってきました。
木目と銀色。
自作ローチェアの白色帆布も、自然に溶け込んでイイカンジ!




で、寝床はゴーコット。
上にダンロップのキャンピングマットを敷いて、モンベルのバロウバッグ#0で寝る予定。
いよいよ#0の真価が試されちゃう!


そしてさっきからチラチラと見えている、相棒の武井くんはというと・・・




こんな感じw



ストーブ兼コンロ。

パープルストーブにヒーターをつけた状態で調理などに使う場合、ロング五徳とかの定番改造をしたりするみたいなんですけど、生来ズボラな自分は横着なことを考えてみました。

焚き火テーブル2つとファイアグリルのヘビーロストル、そして 1x2材の切れ端。
これを使って、即席でコンロに。

これは大成功でした。
焚き火テーブルの耐熱性があったから出来たんですけど、内心はテーブルが熱で変形とかしたらやだなぁ・・・とビクビクしてました。
実際には10時間以上の実用にもしっかりと耐えてくれましたので、相棒武井くんの居場所はここが定番になりそうです。



そしてちょっとした小技にもチャレンジ。



フロアレスな全土間ピルツは下から隙間風がはいってスースーする!っという問題を抱えているのですが、どうでしょう?
地面とびっちりと隙間なく張れている感じですよね。




これは、内側からみるとこうなってるんです。
8角の部分を、エリステ2本を駆使して内側から押さえつけていますw

深夜に強風でペグの抑えが外れちゃったんですけど、それさえ無ければばっちりスカート部分を抑えてくれていました。
冷気も侵入してくることなく、これもイイカンジでしたよ!





センターポールには、初登場の充電式USBファンをぶら下げます。
チャノダグのポールハンガーが大活躍。
今のところ、ピルツのセンターポールで使えるやつは、中華製のこれしか知りません・・・。





ついでにペトロ君も一緒にw
ペトロ君も熱源としてテントをヌクヌクにするための良い仕事をしてくれるに違いない!

これまでペトロ君をピルツのセンターポールにぶら下げたこと無かったんですけど、こうやってぶら下げてみるとなんか雰囲気でますね。



一通り設営完了して、さっそく武井くんに頑張ってもらうと、



一気に幕の中はぬっくぬくに!

時間も丁度よいくらいに更けてきたので、夕食を作り出します。



メインは、牛モツ鍋。
おつまみで、タコのアヒージョ。写真だとキノコばっかりに見えるけどちゃんとタコ入ってますw

武井くんでヌクヌクと暖をとりながら、美味しいアツアツの鍋をつつく作戦です!



どうでしょう。
引きこもっている感じしませんか?

外は寒くて、ヌクヌクにあたたまったテントの中に篭って、Huluでルパンを視聴しながら鍋とアヒージョのアツアツをつつく。
これです、こういうのがやりたかったんですw

自堕落というか、なんだか一人で気ままにぐうたらな時間を過ごす・・・この背徳感。
ファミキャンはもちろん最高ですが、たまにはこういうお一人様キャンプもありですw

年末のこの時期にキャンプに送り出してくれた家族に感謝です。ありがとう。





そして17時半で、外気温6度弱、幕内22度弱。
大体これくらいで幕内の温度は安定してます。
武井くんの暖房能力、必要十分にして申し分ありません。快適。




おつまみが続きます。
先日の熊本出張で買ってきたお土産、馬肉燻製。
これも絶品。

そして、ふと思い出す。



USBファンつけてないやwww



ということで、USBファンを電源オン!
あっという間に2度ほど上がったw
テント上部の、もわぁ〜とした生暖かい空気が、下に流れてきます。

これ、数字でみるよりも体感的に凄く暖かくなった感じがしました。
空気の循環、かなり重要なんですね。



そしておもむろにドラゴンフライに着火します。



蜻蛉様はあいっかわらずの爆音ですw
武井くんがとても静かな優等生に思えてきます。

蜻蛉様、ご機嫌麗しく炎上することもなく気持ちいいくらい素敵な青火。

そして本日のメインイベントのひとつ!



自作ヒーターアタッチメントをパイルダーオン!!!





こ、これは凄い熱量です。洒落にならないくらい暖かくなってきます。
ひょっとすると武井くんよい暖房能力高いかも・・・。

ただ、一生懸命巻いた、ステンレス針金が熱でびよーんって伸びちゃってますwww
これはダメだ・・・手巻きのスプリングではダメなのかも。
次回は普通の工業製品のスプリングを使ってみるかなぁ。

いや、よく見るとスプリングじゃない上下の金網の部分が赤熱化してる・・・スプリングってそもそも要らないのかも。

武井くんをとめて、蜻蛉様だけの暖房能力をチェック!



うん、やっぱり蜻蛉様の方が暖房能力高いw
武井くんより1度以上暖かくなってる!





そのままヒーターにシェラカップのっけて、シャウエッセンの必殺3分間ボイル。
これは暖かいし便利。
ありです!


・・・ただし、もう少し静かなら。

早朝や深夜にはこの爆音は近所迷惑だぁ。。。

ただ、実戦で十分使えることがわかっただけでもこの実験は成功なのかな。
とりあえず武井くんが調子悪い時とかのサブとして備えることにします。
外気温5度前後であれば、武井くん1台でピルツ23の中は十分温まることも分かったし。


それと、この子も頑張っているから暖かかったのかも。



ペトロくん。
テントの中でつかうと、しゅごーーーって言ってます。
蜻蛉様ほどじゃないけど、なかなかの音量。
武井くんよりペトロくんの方が音おおきいかもw



ペトロくんの真上にファンを設置するか、ずらすのか悩んだんですけどどっちがいいのかな。
ペトロくんの熱量をすなおにファンで下に循環させるなら、真上がいいんだろうけど、点灯しているペトロくんの真上から送風し続けるのってなんか変な気もするし。
とりあえず、ずらして安全策をとってます。




というところで、映画を1本堪能して22時消灯時間、はやめに就寝します。

おやすみなさーい。






おはようございまーす。
起きるなりまずは武井くん再起動!



6時には目が冷めてしまいました。
底冷えすることもなく、バロウバッグ#0の能力を堪能、快適を通りすぎて寝汗をかくくらい暖かかったw

びっくりしたのが、起きたら寝床から湯気がモクモクと出てたこと。
幕内は0度くらいまで下がってましたし、バロウバッグの中でヌクヌクになってたから当たり前なのかもしれないけど、不思議な光景だったなぁ。
でもあれってきっと汗が蒸発した湯気なんだろうなw
バロウバッグ選択して干しておかないと・・・。




夜分から明け方にかけて、けっこう雨が降ってました。
午前中もポツポツと降ったり止んだり繰り返してましたけど、空は雲の切れ間もあり気持ちの良い朝日。

朝の冷えた透き通った空気が気持ち良いです。




昨晩のモツ鍋の残りに、うどんの麺を投入しただけの簡単朝食。




これくらいの気温なら、武井くんだけで凌げることもわかったし、調理器具としても万能っぷり発揮してくれたし、しばらく自分の相棒は武井くんに決定かな。




朝食食べて、また映画を1本見て、少しずつ幕の中を整理して片付け始めます。
で、気付いたら外気温が上がるにつれて幕内の温度も急上昇、いつの間にか30度オーバーw



あついあつい・・・。真夏です。
今回のキャンプ、なんだかずっと室温計ばかりチェックしてたなぁw
何をどうすると室温が上がったり下がったり・・・とか、意識してみたら結構愉しかったです。
こういうのも、冬キャンプの愉しみ方なんだと思う!



で、結露がとんでもなく凄いことになってるし、雨で幕濡れちゃってたので、いつものようにピルツを飛ばして乾燥させつつ、タオルでも拭いてなんとか乾燥撤収。
昼ごろには自宅に戻りました。


あっという間だったけど、冬のキャンプは夏とはまた違った魅力が一杯ですね。
キャンプ場も空いてるし、ピンと張った空気とか気持ち良いし、虫はいないし、暖房を愉しむこともできるし・・・夏より冬の方が好きかも。

これで今年のキャンプはオシマイですが、春にキャンプデビューしてから9ヶ月ちょっとで10回キャンプに行けました。
来年は自治会の仕事も無くなるし、もう少し出動回数増やせそうで愉しみ!



出張ばかりだし、土日もなく仕事していたり、なかなか家族と一緒に過ごせないというジレンマ、そして家族との絆を求めて始めたはずのキャンプだったのにソロでお一人様キャンプに行ってしまうという矛盾・・・。
そんな申し訳ない状況でも、気持よくキャンプに送り出してくれた家族に感謝です。

久しぶりの長文レポ、お付き合いいただきましてありがとうございますー。

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